石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

子供のいる既婚レズビアンカップルが殺害されバラバラ死体に 容疑者2名逮捕 メキシコ・チワワ州

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2022年1月16日、メキシコ・チワワ州のシウダード・フアレスで、レズビアンカップルのノエミ・メディーナさん(Nohemí Medina)とフリッサ・ラミレス(Julissa Ramírez)さんの遺体が、幹線道路の複数個所で発見されました。なぜ複数個所かって? 遺体がバラバラに切断されていたからです。

詳細は以下。

escandala.com
elclosetlgbt.com

メディーナさんとラミレスさんの生きている姿が最後に目撃されたのは1月15日の午後。遺体で発見されたのはその翌日。ふたりは米国テキサス州エルパソ(つまり、シウダード・フアレスのすぐ隣の街)の住人で、2021年7月28日に結婚し、3人の子どもを育てていたそうです。今回の事件により、その子らは孤児に。

LGBT+団体や活動家らは、この事件をフェミシディオ(femicidio, 英語で言うところのフェミサイド)とレズビアン嫌悪が重なったものであるとし、正義を求めるデモをチワワ検察庁の前で開催。そして、ジェンダーを理由に女性が殺害された事件の専門捜査班の捜査の結果、ジャケリーン・イセラ・C・R(25)とデイヴィッド・R(24)(Jaqueline Isela C. R. y David R.)という男女ふたりが容疑者として1月24日、逮捕されたとのこと。

アンチ同性婚派のみなさんはよるとさわると「同性カップルには子供がいない」という想像を一生懸命発表しておいでだけど、実際には世の中にはレズビアンママもゲイパパもたくさんいて、そして子供がいたってこうやってヘイトクライムでぶち殺されてんだよ。なんかもう、いろんな意味でやるせねえわ。