石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

「言ったらダメなら歌っちゃえ」:ケイト・マッキノン、「ゲイと言ってはいけない法案」にスキットで反撃

Smoke on the Water & Other Hits

レズビアンの米コメディアンのケイト・マッキノンが、TV番組SNLのスキットで、フロリダ州の通称「ゲイと言ってはいけない」法案(‘Don’t Say Gay’ Bill)(参考:CNN.co.jp : 高校生らが授業ボイコット、「ゲイと言ってはいけない」法案に抗議 米フロリダ州)に強烈な反撃を見せています。

動画はこちら。

この「ゲイと言ってはいけない」法案は、学校で性的指向やジェンダー・アイデンティティーについての話をすることを事実上不可能にするというもの。つまり、これが通れば先生が学校で歴史上のゲイの人物について話すことも、生徒が自分のゲイの家族の話をすることもできなくなってしまいます。動画の中でケイトは法案の内容をわざと誤解してみせたり、ホストのコリンから説明を受けて「うぇええええ……」と狼狽してみせたり、「真剣にしゃべろうとすればするほどゲイとかトランスジェンダーとかレズビアンとか口走ってしまう」という小ネタをかましたりしていていちいち面白いんですが、一番の笑いどころは2:23あたりのこの台詞以降です。

「キッズたち、よく聴いて、言ったらダメなら歌っちゃえばいいのよ」

So kids, listen up, if you can't say it you might as well sing it.

あとはもう、とにかく動画を見てくださいとしか。ほんっとに好きだわこの人。