オーストラリアの役者マーゴット*1・ロビー(Margot Robbie)が、PRIDEのインタビューで、映画『スキャンダル(原題:Bombshell)』で演じたクィアな役柄と、彼女の相手役をつとめたケイト・マッキノンとのケミストリーについて語っています。
詳細は以下。
『スキャンダル』は、2016年に米FOXニュースの女性キャスターらが元CEOのロジャー・エイルズを性暴力で告発した一件を元にした映画。実在のキャスター、グレッチェン・カールソンとメギン・ケリーの役をそれぞれニコール・キッドマン(Nicole Kidman)とシャーリーズ・セロン(Charlize Theron)が担当し、マーゴット・ロビーは映画オリジナルキャラの若手プロデューサー、ケイラ・ポシュピシルを演じています。
で、このケイラが「友情がそれ以上の何かになる」関係を持つ相手、ジェス・カーというキャラに扮しているのが、オープンリー・ゲイの米コメディエンヌ、ケイト・マッキノン(Kate McKinnon)。インタビューで「レズビアン・アイコンであるケイト・マッキノンの相手役としてクィアな役を演じるのはどんな風だったか」と尋ねられたマーゴット・ロビーは、だいたいこんなことを話しています。
- ケイトとはSNLに出たとき意気投合しているので、ケミストリーはばっちり
- ジェスとケイラの関係を演じるのは楽しかった
- ケイラは自分のセクシュアリティを認識する準備ができていなかった人だと思う
- ケイトとの共演は楽しかった。ケイトは即興がすごいし、面白くて最高で、どんなに彼女のことが好きか1時間でも話していられそう
インタビューの動画はこちらです。
余談だけど、SNLでこのふたりが共演したときの動画はこちら。
そして映画『スキャンダル』の、ケイラとジェスのやりとりがメインのクリップはこちら。いかにもFOXニュース風のブロンドヘアーで泣いているケイラと、レズビアンモテ間違いなしのヘアスタイル&眼鏡でさりげなく周到な行動をとっているジェスとの対比が面白いです。これは見なくては。
*1:本当は「マーゴット」じゃなくて「マーゴゥ」(tは発音しない)のはずなんだけど、なぜか日本ではマーゴット表記が流通しているのでとりあえずそちらに合わせておきます。