石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

ポリアモラスな家族に遺族年金の権利認める コロンビア

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コロンビア共和国で、ポリアモラスな(関係者全員の合意にもとづく非モノガミーの)関係のもと一緒に暮らしていた男性3人の家庭で、1人が死去。残る2人が遺族年金を受け取る権利を求めて訴えを起こし、裁判所がこれを認めました。

マヌエル・ホセ・ベルムデス(Manuel José Bermúdez)さん、アレックス・エスネイデル・ザバラ(Álex Esneyder Zabala)さん、ジョン・アレハンドロ・ロドリゲス(John Alejandro Rodríguez)さんの3人は、2004年から愛を分かち合ってきた家族だったとのこと。2014年にアレックスさんが悪性腫瘍で亡くなり、マヌエルさんとジョンさんは、夫たるアレックスさんの年金給付を受ける権利を求めて法的闘争に突入。そして最高裁は、彼らは「規定の必要要件を満たしており、給付の権利が個人として認められる恒久的な同棲相手」だとして、この権利を認める判決を下したのだそうです。

画期的な判決だし、こういう考え方がどんどん世界中に広がればいいと思うわー。「家父長制の枠の中にあるものだけがオトーサンの財産を受け継ぐことができるのです」みたいな考え方って、すごく偏ってて有害だと思うし。