石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。

自死したトランス学生の葬儀のため級友が2万5000ドル集める 親は遺体引き取り拒否

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米国の短大に通っていた同性愛者のトランス男性が自死。彼を見放していた親が遺体の引き取りを拒否したため、クラスメイトたちがクラウドファンディングで葬儀費用の調達に乗り出し、2万5000ドル以上を集めました。

詳細は以下。

Students Raise $23K for Gay Trans Classmate's Funeral After Parents Who Disowned Him Refuse His Body - Towleroad Gay News

このトランス男性、デイン・グレイ(Daine Grey)さんが亡くなったのは2018年7月2日のこと。彼を見捨てていた両親が遺体を引き取ろうとしないため、クラスメイトとクィアな仲間たちでグレイさんの葬式を出す計画が持ち上がり、オーガナイザーのレイディ・カテリーナ(Lady Katerina)さんがGoFundMeでクラウドファンディングを始めたのだそうです。目標額1万7000ドルのところ、2018年7月22日現在で2万5000ドル以上ものお金が寄せられています。葬儀費用に充てた分の残りは、クィア・リソース・センターなどに寄付し、クィアやトランスの人々を助けるために使ってもらう予定だとのこと。

グレイさんの葬儀は、2018年7月26日、オークランド・チャペルで正午からとりおこなわれることになっています。彼に着せるスーツも、お花も、棺桶も、リムジンのレンタルや埋葬の段取りも全部もう友人たちで手配してあるのだそうです。献花を希望される方は、その分のお金をクィア・リソース・センターに寄付してくださいとのこと。

グレイさんが亡くなられたことは悲しいけれど、最後の最後で仲間たちが彼の尊厳を守ってあげられてよかった。こういうことがあるから、性的少数者には"chosen family"(血縁や法的なつながりとは関係なく自分の意志によって選んだ、お互いを家族とみなして助け合う親密な仲間たち)が何より重要になってくるんだよねえ……。