海外での同性婚可能に 法務省が新証明書発行へ - 47NEWS(よんななニュース)
法務省は26日、同性同士の結婚を認めている外国で、日本人が同性婚をすることを認めなかった従来の方針を改め、独身であることなどを証明するために結婚の手続きで必要な書類を発行する方針を決めた。これまでは国内法で同性婚が認められていないことを理由に、証明書の発行を拒否していた。法務省は近く全国の法務局に通達を出す。
同記事によると、これまで法務省が証明書を発行しなかったのは、こういった書類が「婚姻について日本国法上何ら法律的障害がないことを証明するもの」とされていたためらしいです。それが、「結婚できる年齢であることや、重婚ではないことだけを証明するもの」に変更されたため、同性同士の場合でも発行できるようになったんだとか。よかった、よかった。
あたしはこれまで、法務省が同性婚だと書類を出さないのは、「日本人たるもの世界のどこに行こうと同性婚などまかりならん」というパターナリスティックな嫌がらせかしらとか(妄想)、「同性同士で結婚OKって書類出しちゃったら『なんで証明書まであるのに自国内では結婚できないんだ』ってツッコマれそう」って恐れているのかしらとか(妄想2)思ってたんですけど、してみると単に「その証明書が、何を証明するものなのか」という規定の問題だったんでしょうか。最初にこうした手続きを整備したときには、まさか将来同性同士で結婚できる国が現れるとは予想もしていなかったことでしょうしね。
何はともあれ、外国人のパートナーと結婚したい同性愛者にとっては良いことだと思います。一歩前進、ってところでしょうか。