2014年12月31日から、スコットランドで同性婚が法制化されました。同国初の同性結婚式では、キルトを着用した新郎ふたりがバグパイプに導かれて式を挙げました。
詳細は以下。
We Went To Scotland's First Same-Sex Wedding And It Was Terrific - BuzzFeed News
バグパイプとキルトの映像はこちら。
スコットランド模様をあしらったケーキもキュート!
れっきとした法的な結婚ですから、もちろんペーパーワークもあります。
このお二人はJoe SchofieldさんとMalx Brownさんといい、10年ごしのおつきあいなのだそうです。同日0時、同性婚を認める法律が発効して最初に結婚した2組の同性カップルのうちの1組だとのこと。おめでとうございます。
単に伝統的な衣装での同性婚というだけなら、実はそう珍しいことでもないんじゃないかと思います。これまでにも南アフリカではツワナ族とズールー族のスタイルで結婚した人がいますし、カリフォルニアではインド式の式がありましたよね。日本の禅寺でも、「伝統的な仏前結婚式」を提供しているところがあります。ただ、それが「単なる私的なセレモニーに過ぎないのか、それとも法的保障が得られるのか」という違いはものすごく大きいよね(日本は前者、南アフリカとカリフォルニアとスコットランドは後者ですよ念のため)。したがって、このニュースでもっとも注目すべきなのは、バグパイプでもキルトでもなく書類にサインをしている2人の姿だとあたしは思っています。パートナーを「配偶者」にできて、日本の国勢調査みたいに誤記扱いされないんだぜ。いいなー。