同性愛者であることを公表している女優/脚本家/プロデューサーのリナ・ウェイス(Lena Waithe)が、ゴールデングローブ賞のレッドカーペットで、ケヴィン・ハートのオスカー司会降板問題について発言していました。
詳細は以下。
第76回ゴールデングローブ省授賞式は2019年1月6日、米国カリフォルニア州ビバリーヒルズでとりおこなわれました。リナ・ウェイスはレッドカーペットでのインタビューで、ケヴィン・ハートの降板劇についてコメントしています。
Lena Waithe on Kevin Hart Oscar controversy: "I don't think he even understood the ramifications of what he said. I do think it has to be a teachable moment for all of us" https://t.co/xW4bpydr9H pic.twitter.com/bT7EOX0axd
— Variety (@Variety) 2019年1月7日
以下、彼女の発言内容をざっくりまとめると、こんな感じでしょうか。
- 「ゲイコミュニティはもう物笑いの種なんかじゃないんだってことをはっきりさせなくちゃ」
- 「(ハートは)自分が言ったことの波及効果がわかってないと思う」
- 「わたしたちは毅然とした態度をとり、どんな人に対しても、あんなことはもうしないようにと異議申し立てをすべき」
- 「ほんとにゲイなカッコイイ黒人が司会をするってのがいいね。ワンダ(サイクス)なら、すばらしいと思う」
ケヴィンを批判した人を「ヘイター」「荒らし」扱いしたエレンとはずいぶん違う意見ですが、あたしの意見はこっちに近いです。でも今さらこんなケチがついたオスカーの司会をワンダ・サイクスにやらせるのは気の毒だとも思うわ。同じ司会でも、今年サンドラ・オー(Sandra Oh)を起用したゴールデングローブは大いに株を上げたのに、なんでこんなことになっちゃったんでしょうかねアカデミーは。