米国テキサス州ダラスの男2人が、ゲイ向け出会いアプリ「Grindr」でひっかけたゲイ男性を対象にカージャック、誘拐、ヘイトクライムなどをおこなっていたとして起訴されました。
起訴状によればこの2人、すなわちダニエル・ジェンキンス（Daniel Jenkins, 20）被告とダニエル・ヘンリー（Daryl Henry, 22）被告は共謀して誘い出した被害者らに銃をつきつけ、財布や現金、車とその鍵、免許証、身分証明書、クレジットカード、デビットカード、携帯電話などを奪っていたとのこと。2017年12月6日から11日の間に9人の被害者がダラスのアパートメントに連れ込まれ、うち5人が肉体的な暴力を、3人が性的暴力を受けているそうです。被害者のうち何人かは、ゲイに対する罵倒語を言われたと話しています。起訴状はまた、両被告は被害者の性的指向を理由として4人に身体的なけがを負わせたとしているとのこと。
2018年に同じくダラスの男がGrindrでゲイを釣って暴力をふるった事件があったので、同じ事件の裁判がまだ続いていたのかと一瞬思ったのですが、どうやらこれは別個の事件のようです。おっそろしいなダラス。いや、この手のアプリを使うかぎり、どこにいたって危険はつきものだとは思うけど、どうぞ皆さんお気をつけて。
