「ゲイバーのレインボーフラッグ放火事件の防犯カメラ映像公開 米ニューヨーク・シティー - 石壁に百合の花咲く」のさらに続報。米NYCのゲイバー店頭で2019年5月に放火され、その後新品と交換されていたレインボーフラッグが、また火をつけられたそうです。
詳細は以下。
ハーレムにあるこのゲイバー、「アリバイ・ラウンジ(Alibi Lounge)」は、ニューヨーク・シティーでひとつしかない黒人が所有するゲイバー。2019年5月31日、店の前に飾ってあったレインボーフラッグに火をつけられ、市警のヘイトクライム部隊が捜査していたのですが、事件後新たに設置された旗が、7月8日にまた放火されたのだそうです。
被害の様子はこちら。
もう旗業界は難燃性の布地でできたレインボーフラッグを売り出すべきじゃないの。
ただ、今回の事件が前回とちょっと違ったのは、放火のすぐ次の日(7月9日)の夜、警察がふたつの事件に関与しているとみられる男を逮捕したこと。このTyresse Singleton容疑者(20)は、ヘイトクライムとしての器物損壊および放火などで起訴されたそうです。以下で詳しく報じられてます。
それにしても6月に防犯カメラの映像が公開されているのに、凝りもせず7月にまた火をつけにくるという犯人の心理が怖いわ。罰則も必要だけれど、それに加えて暴力によるコントロール感にまつわる脱嗜癖的アプローチも必要なんじゃないの、こういう人の更生には。