46代米大統領ジョー・バイデンの妻ジル・バイデンが、ファーストレディーとなった3日目に、LGBTQ & HIV/AIDSのケアを専門とする保健センターを訪問したそうです。メラニアってこういうことしてたっけ……?
バイデン博士が訪問したのはワシントンDCにある「ホイットマン=ウォーカー・ヘルス(Whitman-Walker Health)」というところ。AIDS流行に応えて1978年に設立され、以来ずっとLGBTQコミュニティーに医療・法律サービスを提供してきた保健センターです。
訪問のようすはこちら。
“We are incredibly honored that @FLOTUS Dr. Jill Biden came to visit Whitman-Walker Health on her first off-campus day. We are humbled to be able to share our work in community and patient stories with the Biden Administration...” - Naseema Shafi, CEO at @whitmanwalker pic.twitter.com/RLlOOB084e
— Whitman-Walker (@whitmanwalker) January 22, 2021
.@FLOTUS tours Whitman-Walker Health a nonprofit federally qualified health center in Washington, DC that offers community-based health and wellness services. pic.twitter.com/lGnUGaHlTS
— The Hill (@thehill) January 22, 2021
前FLOTUSがこういうことをしていた記憶がないので、今"Melania Trump lgbtq"とかのキーワードでGoogle検索してみたところ、出てきたのは全然方向性の違うニュースばかりでした。
まず、メラニアが、トランプがアンチゲイだという批判に対抗するため、トランプがいかにゲイの味方であるかを説明するビデオを作って公開したというニュース。言ってることが矛盾しまくっているため、Advocateに激しく突っ込まれています。
次に、メラニアが2020年のプライド月間にホワイトハウスを虹色にライトアップしたがり、ホワイトハウスのチーフスタッフに阻止されたというニュース。
このライトアップ計画については、HRCが「今さら遅いわ。トランプとペンスのペアはプライド月間どころか、この4年間LGBTQピープルを医療ケアとかシェルターとかから締め出す政策をやり続けてきたのに」(要約)と真っ向から批判してますね。
上記以外にメラニア・トランプがLGBTQ関係で何かしたというニュースはまったく見つけられませんでした。これから4年間、こんなところでもさまざまな違いを目にし続けることになるのだろうと思います。