スペイン・バレンシアの医療機関、 IVI Instituto Valenciano de Infertilidad(直訳すると『IVIバレンシア不妊研究所』)が、女性同士のカップルが子供を持つための情報を提供するガイドブック「ママの2乗(“mamás al cuadrado”)」を製作しました。
詳細は以下。
このガイドブックはレズビアンのネットワークLesWorkingなどの協力を得て作られたもので、女性が女性パートナーとともにママになることについての法的、実用的、そしてエモーショナルな質問に答える情報が豊富に掲載されているとのこと。具体的には、ふたりママ家庭の法的権利や、受けられる支援、社会保険の範囲でアクセスできる生殖補助医療、精子提供者についての情報、子供のいるレズビアンやふたりのママを持つ子供たちの証言等々が盛り込まれているんだそうです。
なお、このガイドは以下から無料でダウンロードすることができます。
どれも必要な情報だし、よい試みだと思います。「少子化」を口実に同性愛(者)を叩いている人たちはたぶんこういう動きを無視するか、別の理由をこじつけて(つまり、ゴールポストをずらして)延々叩き続けるかするだけなんだろうけど、そんなの放っといて先に進むに限るわ。