石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

リッキー・マーティン、DVなどに苦しむ性的少数者に助けを求めるよう呼びかけ

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プエルトリコ出身の歌手、リッキー・マーティン(Ricky Martin)が、パートナーや家族から暴力を受けている性的少数者に助けを求めるようTwitterで呼びかけ、情報が得られるWebサイトを紹介しています。

ざっくり訳すとだいたいこういうことが書かれています。

ジェンダーの暴力はLGBTTIQのカップルでも起こっています。(プエルトリコの)法律54があなたを守ります。恋愛・結婚関係のなかで暴力を経験している場合は、助けを求めることができます。

もしあなたが若くて、LGBBTIQであるために家では自分らしくいられないと感じているのなら、わたしたちが助けます。

La violencia de género también ocurre en parejas LGBTTIQ. La Ley 54 te protege y puedes buscar ayuda si estás pasando por una situación de violencia en tu relación.

Si eres joven y no te sientes libre de ser tú en tu hogar por ser LGBBTIQ, te podemos ayudar.

あなたが今暴力的な状況におかれているのなら――ジェンダーの暴力と/または家族からの暴力にさらされているのなら――そして、生命の危機にあるのなら、助けを求めてください。暴力は愛ではありません。

もっと情報を得るには、a Paz Mujer を見てください。http://pazparalamujer.org

Si estás pasando por una situación de violencia —de género y/o con tu familia— y tu vida corre peligro, busca apoyo. La violencia no es amor. Para más información accede a Paz Mujer http://pazparalamujer.org

必要な情報だよねえ。

人は嫌悪感を催すような状況におかれたり、恐怖を感じたりするとより保守的になりやすいという研究報告があります。もしこれらの説が正しいのだとしたら、朝から晩まで新型コロナウイルスがらみの凄惨なニュースが流れている今、ミソジニーやホモフォビアやトランスフォビアをこじらせる人が急増してもおかしくないと思います。おまけに家庭内の暴力は、「愛」の美名のもとに矮小化・不可視化されやすい分余計に厄介。リッキー・マーティンのような呼びかけは、世界規模でやらなきゃいけないと思うわ。