米コミック大手Marvelが、M-MenシリーズのMarauders #12に、キティ(ケイト)・プライドというキャラの女性とのキスシーンを登場させました。以前から同性とのロマンスのサブテキストが有名だったキャラですが、公式に両性愛者として描かれたのはこれが初。
詳細は以下。
「キティ(ケイト)・プライドって誰」とお思いの方には、「映画版X-Menでエレン・ペイジ(Ellen Page)が演じた、固体を通り抜けることができるキャラ」と答えるのがいちばん手っ取り早いかもしれません。名場面集はこちら。
そして、2020年9月9日発売の、Marauders #12でのケイトの描写はこちら。
after 40 years in the closet with significant gay subtext, today kitty pryde was finally allowed to kiss a woman pic.twitter.com/WJMck4916Y
— I'm an otter...with a dark side (@dendyfink) September 9, 2020
A reminder that recently Kitty Pryde is confirmed bisexual.
— Dr. Sizzle (@Drr_Sizzle) September 10, 2020
What a queen pic.twitter.com/v7nqLGf0ys
上のツイートの中にもありますが、ケイトはシリーズ登場以来40年も経っているキャラ。なのに、これまで彼女のセクシュアリティが作品内で深く掘り下げられたことはありませんでした。それでも女性と親友以上の関係になることをほのめかすサブテキストはそこここにあったし、クリエイターの少なくとも一人は、彼女に女性と恋をさせるつもりがあったとポッドキャストで発言してもいます。そんなこんなでファンの間ではずっと「ケイトはバイセクシュアル説」が唱えられてきていて、ようやく公式がそれを追認したわけ。
40年もかかったのかと思うと気が遠くならんでもないですが、遅くてもないよりはまし。アイコニックなスーパーヒーローとしてのさらなる活躍が楽しみです。