石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

チリ、ノンバイナリーの身分証明書発行 同国初

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南米チリ共和国のシェイン・シエンフエゴスさん(Shane Cienfuegos, 29)が2022年10月14日、同国の成人で初めて、性別欄がX(ノンバイナリー)になっている公的身分証明書を取得しました。これで、ラテンアメリカで公式文書でノンバイナリーのアイデンティティーを認めた国は、計4国となります。

詳細は以下。

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シエンフエゴスさんと、今回発行されたIDカードの写真はこちら。

官僚主義と司法を相手に9年間戦い、控訴審で勝って(2022年5月25日)ついにこのIDカードを手にしたシエンフエゴスさんは、「自分の勝利ではなく、(LGBTQ+)コミュニティの勝利です(no es una victoria propia, es una victoria colectiva)」と語っているとのこと。

なお、ラテンアメリカでチリの他にノンバイナリーの公式書類(出生証明書、運転免許証等々)を発行している国は、アルゼンチン、メキシコ、コロンビア。そのうちスペイン語のジェンダーの扱いも少しずつ変わってくるかもしれんね、保守的な人たちがいかに邪魔しようとしても。