FIFA(国際サッカー連盟)が2016年1月13日、2018年ワールドカップ予選で観客がアンチゲイなチャントをおこなったとして、アルゼンチン、チリ、ペルー、ウルグアイの5ヵ国に罰金を科しました。
詳細は以下。
FIFA fines five countries for anti-gay chants in games
罰金額は計4試合でアンチゲイなかけ声があったとされるチリがもっとも高く、7万スイスフラン(約822万円)。他の4ヵ国は、2万スイスフラン(約232万円)。このほか、FIFAによれば「あきらかにホモフォビックなチャントがあった」とされるホンジュラスに関しても、手続きが進められているところだとのこと。
FIFAはずいぶん前から反ホモフォビアの立場を表明していますが、なかなかなくなりませんね、こういうチャント。しかしながら、こういうニュースを見て「どうせ差別はなくならないのだから、なくそうとするだけ無駄」などとおっしゃる方には、謹んで以下のジョークをプレゼントしたいと思います。
ある紳士が下男に狩猟用のブーツをぴかぴかに磨くよう命じた。下男は不平を言った。
「どうせまた汚れるのに、なんで磨かなくちゃならないんですか?」
紳士は「ふむ」と言って引き下がった。
やがて昼時になったが、下男の分だけ食事が出て来ない。
「あの、わたしの分は」と訊くと、紳士が言った。
「どうせまた腹が減るのに、なんで食わなくちゃならないんだ?」