ウルグアイ政府が、ウルグアイに住んでいない外国人同士でも同国で同性婚できるとする法案を提出する見通しだそうです。この国で同性同士の結婚が認められたのは2013年のことですが、この法律ができればLGBTコミュニティの権利がさらに拡大されることになります。
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La Terceraによると、マリア・フリア・ムニョス教育・文化大臣は今週の記者会見で、「ウルグアイは権利のアジェンダにおいて進歩をとげてきており、わたしたちはこの前例はきっとすべての国のために、この地域だけでなく世界じゅうの国々のためになるに違いないと考えています」と表明した。
“Hemos avanzado en agenda de derechos y creemos que el ejemplo debe ser para todos los países, no solamente de la región sino del mundo”. Con esas palabras, la ministra de Educación y Cultura, María Julia Muñoz, informó la propuesta en una conferencia de prensa en un evento de la Cámara de Comercio y Negocios LGBT de Uruguay denominada “Empleabilidad, economía diversa y turismo LGBT”.
身もふたもない話をすると、上記のような社会的公正に加えて、LGBTツーリズムが落とすであろうお金にも注目が集まっているみたいです。世界銀行の報告ではウルグアイにはLGBTの観光客が毎年少なくとも25万人は訪れているのだそうで、新しい法律により観光地としての地位がさらに高まると期待されてるんだって。結局損得かよと思わないでもないですが、でもまあ、国籍があろうとなかろうと同性同士のパートナーには何の権利保障もないどっかの国よりよっぽどいいか。みんな楽しくウルグアイに行って、おいしいアサーダとワイン(下戸ならマテ茶)を堪能して、ついでに結婚のひとつもぶちかましてくるといいんじゃないかと思います。