石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ニール・パトリック・ハリスの『ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ』写真が公開に

ニール・パトリック・ハリス主演のロック・ミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ』上演にさきがけ、公式インスタグラムでヘドウィグ姿のニールの写真が公開されました。

エルトン・ジョン、2014年5月に結婚予定

2014年3月29日から、イングランドとウェールズでの同性婚が解禁となりました。エルトン・ジョンはどうするのかしらと思っていたところ、パートナー男性のデイヴィッド・ファーニッシュさんが、「5月に結婚する予定」と発表した模様。

英国で同性婚実現、女性同士のカップルも続々結婚

「イングランドとウェールズで初の同性婚」の続報です。あれから女性同士の結婚画像も続々とネットに上がってきたので、まとめて紹介します。

米キリスト教系私立校、「服装が女らしくない」からと8歳女児を排除

米国バージニア州のキリスト教系私立学校が、「服装がフェミニンでない」という理由で8歳の女児を排除し、批判されています。

セーラー戦士、米「ゲイなアニメキャラクター」トーナメントで勝ち抜き中

米国のTVチャンネル「LOGO TV」主催の「もっともゲイなアニメキャラクター」を問うコンテストにセーラーウラヌスとセーラーネプチューンがエントリーされ、順々決勝まで勝ち上がっています。日本からの投票も可能ですので、応援したい方はお早めに。

イングランドとウェールズで初の同性婚

2014年3月29日0時1分、英国のイングランドとウェールズで同性婚を認める新法が施行され、たくさんの同性カップルがただちに結婚しました。英国ではスコットランドでも年内に同性婚が可能となる見込みで、残るは北アイルランドだけとなります。

『リゾートタウンの殺人』(サンドラ・スコペトーネ[著]/安藤由紀子[訳]、扶桑社)感想

レズビアン探偵ローレン・ローラノシリーズ第5弾。休暇でロングアイランドを訪れたローレンが、連続殺人事件に巻き込まれます。「同性カップルの中年の危機」という前巻以来のテーマがきめ細かく追われる一方、プロットはやや弱く、悪役の掘り下げも浅め。

『潔い死を』(サンドラ・スコペトーネ[著]/安藤由紀子[訳]、扶桑社)感想

レズビアン探偵ローレン・ローラノシリーズ第4弾。昔襲われたレイプ犯に再び付け狙われるわ、キップとの関係にもヒビが入るわで、公私ともにローレン大ピンチの巻。あっと驚く結末も秀逸で、ミステリとしても恋愛小説としても最後まで気の抜けない傑作です。

『The Fosters』(邦題『フォスター家の事情』)1×21 "Adoption Day" 感想

タイトル通りキャリーとジュードの養子縁組の日のお話。リーナがジュードに性的指向について話す場面と、リタがキャリーを諭す場面が、きわだってよかったです。観ている子供たちへのこういう明確なメッセージがあるのが、この番組のいいところだと思います。

『愛しの失踪人』(サンドラ・スコペトーネ[著]/安藤由紀子[訳]、扶桑社)感想

レズビアン探偵ローレン・ローラノシリーズ第3弾。38年前に消えた女性を追うローレンが、複雑な家族関係と暗い秘密を探り当てます。ミステリとしては掟破りな部分もありますが、レズビアン要素やNYの情景の鮮やかさ・的確さは圧倒的です。

新宿2丁目のHIV啓発看板に「不快」と検閲 海外から反響

2014年3月、新宿2丁目仲通りに掲示されていたHIV啓発看板に「不快」と苦情が入り、役所の指導でゲイ男性のイラストが修正されるという1件がありました。複数の海外ゲイメディアがその件について報じていたので、内容をちょっと紹介してみます。

アンチゲイ団体、クラッカーのCMに激怒

アンチゲイ団体「ワン・ミリオン・マム」が、ナビスコのクラッカーのCMに激怒しています。同団体によれば、ゲイ家庭が登場するこのCMは「LGBTのアジェンダ」を推し進め、「健全」という単語の意味さえ変えてしまうんだそうですよ。へー。(棒読み)

Google、いまだ両性愛をオートコンプリートから排除 ポルノと関連づけか

Googleに対し、オートコンプリート機能での「バイセクシュアル」という語の排除をやめるよう訴える署名運動が起こっています。Google側では、この語がブロックされる理由として、ポルノとの関連性を挙げている模様。

『あなたの知らない私』(サンドラ・スコペトーネ[著]/安藤由紀子[訳]、扶桑社)感想

レズビアン探偵ローレン・ローラノシリーズ第2弾。親友メガンの射殺事件を追う主人公が気づいてしまったつらい事実と、その中のささやかな救いが描かれます。謎解きには一部疑問も残るものの、巧みな人物造形やユーモアの魅力は相変わらず健在。

シャロン・グレス、同性愛者の孫娘について感動的スピーチ

2014年3月14日、『女刑事キャグニー&レイシー』のキャグニー役女優シャロン・グレスが、マイアミのLGBT団体から「ヴォイス・オブ・イクオリティ」賞を贈られました。同性愛者の孫について語った受賞スピーチが、話題を呼んでいます。

京都のホテル、同性カップル向け仏式ウエディングプランを提供

日本のグランヴィアホテル京都が、臨済宗妙心寺派の寺院・春光院と提携し、世界中の同性カップルに向けて仏前結婚式プランを提供するそうです。

「私にも夢がある」北海道の17歳、英語弁論大会でカミングアウト

2013年12月に札幌でおこなわれた英語弁論大会で17歳男子高校生が披露したカミングアウト・スピーチが感動的だと話題になっています。

「ゲイの両親を持つのはどんなかって? 最高だよ!」飛び込み全米Jr.チャンピオン語る

飛び込み競技全米ジュニアチャンピオンのジョーダン・ウィンドル(Jordan Windle)選手が、ゲイのお父さんふたりに育てられたことについて、ハフィントンポストのインタビューに答えています。

カナダの小4、学校の宿題でゲイ・プライド・コインをデザイン

カナダの小学校で出された、「カナダのコインの新しいデザインを考えましょう」という宿題で4年生のジュリアさんが描いた絵が話題となっています。レインボーマークと同性カップルがあしらわれた「ゲイ・プライド・コイン」なんです。

『The Fosters』(邦題『フォスター家の事情』)1×20 "Metropolis" 感想

罠にはめられたキャリーをかばったブランドンが、ようやくパパとママにこれまでのいきさつをすべて白状。やれやれ、ここまで長かったわー。これではずみをつけて、さっさとこの「ご長男ご乱心」シリーズ(と命名)に片をつけてほしいわ-。

「どうして同性婚に反対なんですか?」豪首相、15歳に質問されたじたじ

オーストラリアのトニー・アボット首相が、なぜ同性婚に反対なのかと15歳の女子生徒から直球で質問され、口ごもってしまうという失態を演じました。YouTubeに動画もupされています。

台湾のTV局、同性愛ものの家族コメディー映画を初放送

台湾公共電視台が、2014年3月16日(現地時間)、同性愛者とその家族を主役とするライトなコメディー映画を放映するそうです。同国でこれまでTVで放映された同性愛テーマの映画や番組はほとんどが悲劇で、このような家族コメディーは初とのこと。

中国のゲイ男性、ゲイ治療広告を表示した検索エンジンを訴える

2014年3月13日、中国のゲイ男性が、効果のない同性愛治療の広告を表示したとして、同国最大の検索エンジン「百度」(バイドゥ)を訴えました。

『まんがの作り方(7)』(平尾アウリ、徳間書店)感想

漫画家×漫画家の百合(なはずの)コメディ第7巻。「女が好きでもないのに女とつきあってみたヘテロの話」の気配はさらに増し、読んでてちっとも百合に見えなくて困りました。ギャグのキレも今ひとつ。巻末収録の読み切り「ぴいちゃん」はよかったです。

騎士が王子と結婚する絵本『Bravest Knight Who Ever Lived』が話題に

児童文学作家ダニエル・エリコ氏の絵本『Bravest Knight Who Ever Lived』(訳すと『史上もっとも勇敢な騎士』)が画期的だと話題を呼んでいます。主人公の騎士が、王女ではなく王子と結婚する物語なんです。

ゲイのNBA選手ジェイソン・コリンズ、ネッツとシーズン終了まで契約へ

先日ブルックリン・ネッツと10日間契約を結び、史上初のオープンリー・ゲイの現役NBAプレイヤーとなったジェイソン・コリンズが、シーズン終了までネッツと契約することになったそうです。

『まんがの作り方(6)』(平尾アウリ、徳間書店)感想

漫画家同士の百合ラブコメ、第6巻。淡々としたギャグも恋模様も、きゅうりのようにクール。「女が好きでもないのに女とつきあってみたヘテロの話」の気配が濃厚なところは共感も想像もしにくく、読んでてちょっと困りました。

『まんがの作り方(5)』(平尾アウリ、徳間書店)感想

漫画家同士の百合恋愛を描くライトなコメディ、第5巻。メインカップルの恋路は特に進展なし。百合にまつわる俗説を、ポジティブなものもネガティブなものもメタ視して揶揄する第36話と、川口の残酷さをえぐり出す第32話が印象的でした。

『The Fosters』(邦題『フォスター家の事情』)1×19 "Don't Let Go" 感想

キャリーとジュードの親権問題が片付く一方、ブランドンとダニはますますまずい方向で空回り。マイクとヘズースもあまりお利口さんではない言動が目立ち、ひょっとしたらこのドラマのサブテーマは「男とアル中はどもならん」なのではと疑い始めているところ。

『思春期生命体ベガ』(林家志弦、白泉社)感想

地球を守る宇宙人「ベガ子」と、ベガ子に求愛されまくる「鷲峰部長」が織りなす思春期アクション百合コメディ。恋の甘酸っぱさも、破壊力満点のギャグも、テンポのよい話運びも皆よかったです。こういう照れのあるラブストーリーにかけては天下一品ですね、…