石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。

ルビー・ローズのバットウーマンの映像が公開に

DC Comics 6

米CWドラマ『THE FLASH/フラッシュ』、『SUPERGIRL/スーパーガール』、『レジェンド・オブ・トゥモロー』の今年のクロスオーバー・エピソードでの、ルビー・ローズ(Ruby Rose)演じるバットウーマンの映像が公開されてます。

今んとこオーストラリア訛りはそんなに気にならない気がする。あと、アクションかっこいいねえ。クロスオーバーじゃない方の、ルビーが主役のバットウーマン本編も楽しみ。

パンテーン、トランスジェンダー認知週間にビューティフルなCMを発表 フィリピン

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ヘアケアブランド大手パンテーン(PANTENE)が、フィリピンで、トランスジェンダー認知週間をたたえる力強いCMを発表しました。最後のオチが圧倒的。

詳細は以下。

This Empowering Ad Celebrating Trans People Will Make You Ugly Cry

動画はこちら。ナレーションにはすべて英語字幕がついているし、字幕を見なくても映像だけでほぼ意味はわかると思います。

この動画のタイトルは、"Strength knows no gender."(強さに性別はない)。内容は、フィリピンのスーパーモデルでトランスジェンダーのKevin Balotの自己発見の旅を振り返るものとなっています。よるとさわると人を脅して自己評価を落とさせて物を買わせようとする日本型のCMを見飽きた目には、ひときわまぶしく映るわ。やるわね、パンテーン。

ラスベガスでゲイカップル刺傷、容疑の男らを逮捕 米ネバダ州

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米国ラスベガスで男らがゲイカップルの後をつけ、割れたガラスで刺すなどの暴力をふるってけがをさせた事件で、ラスベガス警察は男性容疑者ふたりを2018年12月2日に逮捕したと発表しました。

詳細は以下。

Las Vegas police arrest 2 men in stabbing, attack on gay couple | Las Vegas Local Breaking News, Headlines | fox5vegas.com

逮捕されたのは、キーラン・エイブラハム(Kealan Abraham, 34)容疑者とアンドレ・ダンカン(Andre Duncan, 39)容疑者のふたり。両容疑者は11月29日、ゲイ男性のチャールズ・クレメンツ(Charles Clements)さんと、チャールズさんのボーイフレンドのヴィンセント(Vincent)さんが乗っていた車のあとをつけ、ふたりが帰宅して車から降りるのを待って殴る蹴るの暴力をふるったと言われています。チャールズさんらは玄関先にあったガラステーブルに叩きつけられ、犯人のひとりは割れたガラスの破片を拾ってヴィンセントさんの背中を刺しました。

近所の人たちは皆ただ見ていただけで誰も警察を呼ぼうとはせず、チャールズさんたちは血だらけの姿でアパートメントに逃げ込んで自力で通報したんだそうです。チャールズさんはガラスで頭をけがしており、ヴィンセントさんは肋骨を二本折られた上に肺が破裂してしまっていて、ふたりとも病院に運ばれました。チャールズさんは翌日の朝、そしてヴィンセントさんは翌日の夜に退院となりましたが、ヴィンセントさんは今もひどい痛みに苦しんでいるそうです。

事件について説明するチャールズさんの様子はこちら。(一緒に映っている男性はヴィンセントさんではなく、チャールズさんのおじのアンソニーさんです)

チャールズさんは、犯人らは暴力をふるう間、ヴィンセントさんのことを「カマ野郎("faggot")」、「忌むべきもの("an abomination"、聖書に出てくる語です)」などと呼んでいたと話しています。またヴィンセントさんによれば、犯人のひとりはヴィンセントさんの職場の同僚で、ヴィンセントさんとチャールズさんの関係を知っていたとのこと。

警察は事件現場でダンカン容疑者の運転免許証を発見し、12月2日に同容疑者の車がエイブラハム容疑者の家に泊まっているのを見つけて、そこで彼を逮捕したのだそうです。エイブラハム容疑者は自宅にいるところを逮捕されました。ふたりとも、このカップルと「けんかをした」(ダンカン容疑者による説明)ことは認めつつも、自分たちのしたことはヘイトクライムではないと主張しているそうです。ゲイカップルの後をわざわざつけていって"faggot"だの"abomination"だのと口走りながら肺が破れるほどの暴力をふるうのがヘイトクライムでないのなら、いったい何がヘイトクライムなんだと思いますけど。

チャールズさんとヴィンセントさんは現在、医療費と、セキュリティつきの住居に引っ越すための費用をクラウドファンディングで募っているところです。

この事件、犯人たちのしたことももちろん怖いけど、近所の人がただ見ていただけで誰も通報しなかったっていうのも背筋が凍るよねえ。今年の夏、レバノンでトランス女性が昼日中の路上でボコボコにされたのに誰一人助けなかった事件とか連想したわ。一刻も早く引っ越すのが正解だと思うわ。

『クィア・アイ』のジョナサン、ブロードウェイデビューへ

Queer Eye: Love Yourself. Love Your Life.

Netflixのリアリティ番組『クィア・アイ』の人気出演者、ジョナサン・ヴァン・ネス(Jonathan Van Ness)がブロードウェイのショウに出演すると発表されました。

詳細は以下。

Jonathan Van Ness Will Join CELEBRITY AUTOBIOGRAPHY on December 17

ブロードウェイのショウと言ってもミュージカルで歌って踊るというわけではなく、ジョナサンが出るのはCelebrity Autobiographyというコメディーショウ。俳優やコメディアンなどの有名人が、他の有名人の自伝を一字一句朗読することで笑いを誘うという趣旨のもので、どんな雰囲気かを知るにはクリステン・ウィグ(Kristen Wiig)が出た以下の回の動画なんかがわかりやすいんじゃないかと。

ジョナサンがこのショウに登場するのは2018年12月17日で、同じ『クィア・アイ』出演者で、先月このショウへの参加が報じられていたアントニ・ポロウスキ(Antoni Porowski)との共演になるようです。チケット購入は以下から。

Celebrity Autobiography - Celebrity Autobiography

トランス男性のプロボクサーがデビュー戦で歴史的勝利 米カリフォルニア州

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2018年12月8日、トランスジェンダー男性のボクサー、パトリシオ・マヌエル(Patricio Manuel)選手がプロデビュー戦を勝利で飾りました。米国のプロボクシングのリングで戦ったトランス男性*1は、マヌエル選手が史上初です。

詳細は以下。

Transgender Boxer Makes History, Wins Professional Debut

マヌエル選手はカリフォルニア州のファンタシー・スプリング・リゾート・カシノで行われた試合でスーパーフェザー級のメキシコ人ボクサー、ウーゴ・アギラル(Hugo Aguilar)選手と戦い、全員一致の判定勝ちをおさめました。現在33歳のマヌエル選手は、2012年には女子選手としてオリンピック予選に出場しています。その数か月後から身体的な性別移行(手術やホルモン治療など)を始め、2016年にオスカー・デ・ラ・ホーヤのゴールデン・ボーイ・プロモーションで男性ボクサーとしてのライセンスを得て、今に至るとのこと。

マヌエル選手の紹介動画と、12月8日の試合の最終ラウンドの動画はこちらです。

試合後の本人のコメント。

「何にも代えがたい経験でした。これまでくぐりぬけてきたことすべてと引き合うだけの価値がありました」とマヌエルは言った。「わたしはいまやプロボクサーなんです」

“I wouldn’t trade any of it. It was worth everything I went through to get to this point,” Manuel said. “I’m a professional boxer now.”

スペイン語のメディアMARCA Claro Méxicoでは、こんな談話も紹介されてました。

「これでたくさんの門戸が開かれるといいと思います。わたしたちは今、他のトランスジェンダーのファイターのための前例を築き上げているところなんです。わたしは、医学的処置を受けた後でも戦えるということの生き証人です。

"Espero que esto pueda abrir muchas puertas. Estamos sentando un precedente para otros peleadores transgénero. Soy un vivo ejemplo de que es posible competir después del tratamiento médico".

ちなみに対戦相手のアギラル選手が、マヌエル選手がトランスジェンダーだと知ったのは試合のわずか2日前だったんだそうです。にもかかわらず、Los Angeles Timesによれば、彼のコメントはこんなだったとのこと。

「わたしにとっては何も変わりませんよ。リングの中で、彼は勝ちたいと思い、わたしも勝ちたいと思ってるんです」

“It doesn’t change anything for me. In the ring he wants to win and I want to win too.”

プロ初勝利おめでとうございます、マヌエル選手。今後のご活躍も楽しみです!

*1:より正確に言うと、オープンリー・トランスジェンダーの男性

ライアン・マーフィーがウォーク・オブ・フェームに星ゲット

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『Glee』や『アメリカン・ホラー・ストーリー』などで知られる米ドラマ界のショウランナー、ライアン・マーフィー(Ryan Murphy)が、2018年12月4日、ハリウッドのウォーク・オブ・フェームに星を飾りました。

詳細は以下。

Pushing Small Screen Boundaries Led Ryan Murphy to Walk of Fame Star – Variety

セレモニーでのスピーチの動画はこちら。

一部訳:

わたしの生涯の夢は、ただ自分自身でいることでした。これには共感してくれる人も多いと思います。言いたいと思うことを言うこと、自分の心を動かす物語を創ること、女性や、年配の女性や、同性愛者や、トランスの人々や、不完全な男たちの物語を語ること。その夢は、本当にかないました。

My dream in life was just to be able to be myself, which I know many people relate to, to say what I wanted to say, to create stories that move me to tell stories about women, older women, gay people and trans people and flawed men. And that dream did come true.

同セレモニーではサラ・ポールソン(Sarah Paulson)やジェシカ・ラング(Jessica Lange)やグウィネス・パルトロウ(Gwyneth Paltrow)もスピーチを披露しました。

今年から始まった『Pose』も、『アメリカン・ホラー・ストーリー: Apocalypse 』も好評みたいだし、勢いに乗ってるよねライアン・マーフィー。この調子で突っ走ってほしいです。

地下鉄でホモフォビックな暴力 女性が脊椎骨折 米NYC

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2018年11月30日、米国ニューヨークシティーの地下鉄で男が女性に暴力をふるい、けがをさせました。ニューヨーク市警はこの男がホモフォビックな罵倒語を使っていたとし、ヘイトクライムとして捜査しています。

詳細は以下。

Woman suffers fractured spine in Queens subway attack, police investigating as hate crime | abc7ny.com

事件が起こった場所はクイーンズ。地下鉄の車両の中で20代女性と口論になった男が、立ち去ろうとしたその女性の後頭部を殴り、床に突き倒したのだそうです。女性は脊椎が折れ、男はそのまま逃走しました。

out.comによると、口論の発端は、この男が被害者女性が別の女性と軽いキスを交わすのを見て、彼女がレズビアンだと考えたことにある模様。警察は男の年代(50代)や身長体重(5フィート11インチ、220ポンド)などを発表して捜査を続けています

220ポンドというと、ボクシングならヘビー級の体重です。ヘビー級の男が女性の後頭部を背後から殴るだなんて、殺す気かよ。卑怯者め。それにだいたい、赤の他人の性的指向が何であろうとおまえに関係ないだろ。

それにしても米国の地下鉄内でのこういう事件、後を絶ちませんよねえ。ぱっと思い出せるだけでこれぐらい出てくるもん。

うんざりだ。