石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

ガス・ケンワーシー、五輪生中継のカメラ前で彼氏とキス

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オープンリー・ゲイの米フリースタイルスキー選手ガス・ケンワーシー(Gus Kenworthy )が、平昌五輪の生中継中にTVカメラの前でボーイフレンドとキスし、話題を呼んでいます。

詳細は以下。

Gus Kenworthy kisses his boyfriend Matt Wilkas at the Olympics live on TV - Outsports

写真はこちら。

ふたりは競技前にこのキスをかわしたとのこと。以下、Outsportsからガス・ケンワーシーのコメントを引用します。

「自分のためなら怖くてできなかったことです」と、競技後にケンワーシーは言った。「ああいうこと、つまり彼にキスすることができるということ、ああいった愛情を世界に向けて放送できるということはすごいことです。本当に世の認識を変え、障壁を壊し、ホモフォビアを打破することができるたったひとつの手段が表象です。ぼくが子供だったときにはまったく得られなかったものです。ゲイのアスリートがオリンピックでボーイフレンドにキスをするところを、ぼくは一度も目にしませんでした。もし見かけていたら、もっと楽になっていただろうと思います」

“It’s something I was too scared to do for myself,” Kenworthy said after his competition. “To be able to do that, to give him a kiss, to have that affection broadcast to the world, is incredible. The only way to really change perceptions, to break down barriers, break down homophobia, is through representation. That’s definitely not something I had as a kid. I never saw a gay athlete kissing their boyfriend at the Olympics. I think if I had, it would’ve made it easier for me.”

またmsnによれば、ガスのボーイフレンドで俳優のマット(マシュー)・ウィルカス(Matthew Wilkas)は、このキスについてこう話しているそうです。

「珍しいことですよね?」と、俳優のウィルカスは言う。「あれがテレビで放送されるのはいいことですよ、おかげでもっと当たり前のことになりますから。すごいアスリートがとても率直にしていて、自分自身にプライドを持っていて、セクシュアリティのことで他の人にどう思われようと気にせずにいるところをゲイの子供たちが目にするというのは、とても大事な瞬間なんじゃないかと思います」

“It’s unusual, right?” says Wilkas, an actor. “It’s good that it’s televised because it normalizes it more. I would imagine it would be a huge moment for a young gay kid to see an awesome athlete so open and proud of himself and not caring what anyone thinks of his sexuality.”

そういえばちょっと前にジョニー・ウィアー(Johnny Weir)が、オープンリー・ゲイのフィギュアスケート選手アダム・リッポン(Adam Rippon)についての言及で「8年前、ぼくは五輪でフリー演技を終えた後、ジェンダーについて詮索してくる人たちから自分自身を守るため記者会見を開かなければならなかった」と述べ、世界がリッポンのような「パワフルなヒーロー」を受け入れるようになったことを喜んでいましたっけ。ジョニー・ウィアーは五輪に出場していた間(2006-2010年)ずっと「女が好きなのか男が好きなのか」と言い立てられ、2010年の全米フィギュアスケート選手権でガガ様の「ポーカーフェイス」で演技したことでまたごちゃごちゃ言われてましたもんね。そこから8年経って、世界は少しだけ変わってきているのだと思います。このキスをTVで見かけた子供たちがオリンピックに出場するような年齢になる頃、もはや男性アスリートが彼氏とキスしていても誰も驚かない世の中になってるといいな。

今週の未紹介LGBTニュース(2018年2月18日)

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ル・ポールのアイルランド語ツイートにアイルランド人熱狂

RuPaul's Gaelic Tweet To Michelle Visage Is Greek To Us, But Irish Twitter Is Losing It | NewNowNext

『ル・ポールのドラァグ・レース』のプロデューサー、ミッシェル・ヴィサージュ(Michelle Visage)が、アイルランドのオーディション番組『アイルランズ・ゴット・タレント』新シリーズの審査員に。ル・ポール(RuPaul)がこれを喜ぶツイートをアイルランド語で書いたため、アイルランドの人々が大変喜んでいるというニュース。

該当のツイートはこちらです。

上記ツイートをクリックし、アイルランド人からのリプライがどれだけたくさんぶら下がっているか見てみれば、反響の大きさがわかると思います。なおアイルランドの皆さんによれば、ル・ポールのこのツイートのアイルランド語は完璧だそうです。NewNowNextの英訳と、Twitterユーザー有志による英訳を見るに、だいたいの意味はこんな感じになるみたい。

「アイルランドのみんな! アタシのミッシェル・ヴィサージュがアイルランズ・ゴット・タレントですっごくいい仕事してるみたいね。アンタたちクイーンも強烈にかっこよくてスゴいのは間違いないけど、頑張った方がいいわよ、さもないと『胸を張って去る』ことになるわよ!」

ル・ポールの決まり文句"sashay away"(『胸を張って去る』)が、アイルランドに行くと"sashayáil away"になるのね。ひとつ勉強になったわ。

GLAADが動画「マイ・ファースト・LGBTQキス」をリリース

LGBTI college students describe what their first gay kiss was like

GLAADが2018年のバレンタインデーに、「マイ・ファースト・LGBTQキス」(My First LGBTQ Kiss)なる動画を公開しました。LGBTQの大学生らにファーストキスの思い出を語ってもらうという内容で、どの話も甘酸っぱくてかわいらしくて大変よろしいです。英語字幕がついているので、リスニングが苦手な方でもわかりやすいと思います。


アラバマのレズビアンカップルがプロムに行けることになりました

Lesbian couple told they can now attend Alabama school prom together

アラバマのカルホーン郡にあるアレクサンドリア・ハイスクール(Alexandria High School)で、彼女にプロムのパートナーになってくれるよう申し込んだあと停学処分にされたレズビアンが、結局彼女と一緒にプロムに行けることになったそうです。

この高校生、ジャニズィア・ロス(Janizia Ross, 17)さんは2018年1月30日、学校のタレント・ショウ(学芸会のようなもの)で恋人のレイヴン(Raven)さんの出し物が終わったところでステージに上がり、プロムの申し込みを実行。この後、学校はロスさんと、この申し込みの企画を立てた友人を停学処分にしてしまったのだそうです。

学校側の言い分では、この停学は彼女らが規則違反をしたことに対する懲戒であり、学校が多様性を支持していないということではないとのこと。ただし、学生らは納得せず、ソーシャルメディアで疑念を表明しています。カルホーン郡の学校区はLGBTQ団体ラムダ・リーガルに対し、ロスさんらの停学期間が満了したことと、ロスさんとレイヴンさんはプロムに行くことを認められたことを伝える手紙を送ったそうですが、ラムダ・リーガルが要求している停学処分の記録削除については、まだ検討しているところだそう。

北米LUSHがバスボムでトランス支援

Cosmetic company Lush dedicates new bath bomb to trans rights

化粧品・ボディケア用品メーカーのLUSH(ラッシュ)が2018年2月15日から「#TransRightsAreHumanRights(トランスの権利は人権)」というキャンペーンを開始し、水色とピンク色のトランス・プライド・カラーのバスボムを発売しました。このバスボムの商品名は"Inner Truth Bath Melt"(『内なる真実のバスメルト』)といい、売り上げから税金分を引いた残りの全額が米国とカナダのトランスジェンダー団体に寄付される予定だそうです。

このキャンペーンは2週間続く予定で、北米の250店が店頭の飾りつけでトランスの権利保護を訴えるほか、トランスのアライ(味方)になるためのビギナーズガイドも配布するとのこと。


Gays Against Gunsがニューヨーク・シティーで抗議集会 フロリダの事件受け

'Gays Against Guns' to Hold NYC Rally Tonight in Response to Florida HS Shooting - Towleroad

フロリダ州パークランドの高校銃乱射事件を受け、銃暴力根絶に取り組むLGBTQグループGays Against Gunsがニューヨーク・シティーで抗議集会を開きました。プラカードの"NOT IN MY SCHOOL"というのはこの高校やサンディフック小学校のことで、"NOT IN MY NIGHTCLUB"というのはパルスのことですよね。どれだけ殺されれば変わるんだアメリカ。

ホルモン療法でトランスジェンダー女性が授乳可能に

トランスジェンダー女性が授乳可能に、初の科学的研究

乳汁分泌を誘発するホルモンを使ってトランスジェンダー女性が授乳できるようになったとする研究が発表されたというニュース。この研究が進めばシスジェンダー男性が自分の胸から授乳することが可能になるのかも。ただ、今はよくできた粉ミルクや液体ミルクがあるし、母乳へのこだわりはmom shaming(『母親叩き』、母乳育児をしてないとか、オーガニックでないものを子に食わせているとか、ネイルをしているとかのどうでもいい理由でいちいち育児中の母親を責め立てること)を促進してしまう可能性があるので、別に誰でも彼でも(もちろんシスジェンダーの母親でも)母乳を出す必要はないともは思いますけど。

Uberドライバーがホモフォビックな客にスマホを壊され動画公開

Uber Driver Appeals to Public to Find Drunk Homophobe Who Smashed His Phone: WATCH - Towleroad

米国のUber運転手、マイケル・リード(Michael Reed)氏が、ホモフォビックな暴言を吐いた上に彼のスマホを奪って壊した女性客の動画を公開しました。リード氏は2017年12月31日の深夜、ノースカロライナでこの客を乗せたそうです。

この動画には、リード氏の車を自分の車だと思い込むほど泥酔している女性が運転席に向かって「うるせえ馬鹿」だの「この車から出ていきやがれ」だのとからんだあげく、「だまれクソ〇モ("Shut up f**kin' f**got")」と言い放つところが録画されています。リード氏から「録画している」と告げられた彼女が、リード氏のスマホを無理やり奪って車外に逃げていくところも。女性はどうやらスマホで録画されているのだと思ったらしく、そのスマホを路上に叩きつけるなどして破壊したのだそうですが、実際にはダッシュボードのカメラで撮られていたため映像は無事だったとのこと。この女には警察と、リハブが必要だわ。

第一子受胎報告のトム・デイリーとダスティン・ランス・ブラックに死の脅迫

Death threats sent to Tom Daley and Dustin Lance Black over baby

脚本家のダスティン・ランス・ブラック(Dustin Lance Black)と夫で飛び込み選手のトム・デイリー(Tom Daley)が2018年のバレンタインデーに第一子の超音波写真を公開したところ、死ねと脅すコメントが寄せられたというニュース。

問題の写真はこちらです。

HAPPY VALENTINES DAY! ❤️👨‍👨‍👦❤️

Tom Daleyさん(@tomdaley)がシェアした投稿 -

これらの写真に「死ねオカマ」だの、このふたりを安楽死させる("put to death"、動物の安楽死によく使う言い回しです)べきだなどというコメントが寄せられたほか、タブロイド紙デイリー・メールは「ふたりのパパがニュー・ノーマルだというふりをするのはやめろ」という記事を掲載したとのこと。

2枚とも「ザ・代理母出産」という雰囲気の写真だけに、バックラッシュが激しくなるのも無理はないかも。代理母出産は以前から貧しい(そして往々にして発展途上国の)女性への搾取や虐待につながりやすいと指摘されている上、代理母や赤ちゃんの健康リスクの問題(卵の移植が原因で代理母が感染症になったり、代理母が契約を破って薬物などを乱用して胎児に影響が出たりするなど)もあり、さらに子供が生まれた後で法的な争いになることもあって、必ずしも子供を持つのにベストな方法とは言えないんですよね。だから、同性愛嫌悪が強い人がこれらの写真を見て余計に不安をあおられてしまった可能性は否めないんじゃないかなあ。だからと言って脅迫するのは完全にアウトだし、デイリー・メールに至っては「20世紀から出てこられないのなら永遠にネッシーのいんちき記事でも書いてろ」としか言えませんけど。

米国人の3人に1人がトランスジェンダーであることは罪と考えている(イプソス調査)

One in three Americans think that being transgender is a sin, study reveals · PinkNews

マーケティング・リサーチ会社イプソスの調査で、米国人の3分の1がトランスジェンダーであることは罪だと考えているという結果が得られたというニュース。この調査ではさらに、米国人のこれまた3分の1がトランスジェンダーであることは精神の病気だと思っているという結果が出たそうです。ちなみに、西洋諸国でこれより高い数字が出た国はないとのこと。道理で米国でのトランス殺人がなくならないはずだわ……。

米教会、グリッター入りの聖灰でLGBTQコミュニティ支援

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2018年2月14日はキリスト教の聖灰水曜日。この日、米国の多くの教会が、LGBTコミュニティへの支援を表すため、額につける聖灰にグリッター(和製英語で言うと『ラメパウダー』)を加えたそうです。

詳細は以下。

Ash Wednesday LGBTQ: Purple glitter mixed with ashes for gay solidarity | News & Observer

聖灰水曜日(アッシュ・ウェンズデー)は四旬節の初日で、懺悔の象徴として額に聖灰で十字の印をつける日。この灰にグリッターを加えるというのは、昨年ニューヨーク・シティーのParityという団体が始めたことなのだそうです。同団体は、キリスト教の神がLGBTQの人々をとがめているというのはイエスの福音ではなく「フェイクニュース」だとし、進歩的で親クィア(queer-positive)なクリスチャンであることを示すため、グリッター入りの灰を額につけるのだと説明しています。2017年の時点で、3か国の計200以上の教会と信仰団体が、この「グリッター・アッシュ・ウェンズデー」に加わったとのこと。

一口にキリスト教って言ってもいろいろねえ。あたしゃつい最近、ケイティ・ペリーの親の宗派がジャネット・ウィンターソンの養親と同じペンテコステ派だと知って、思わず「アンチゲイなクリスチャンの親を持つと子供がクリエイティヴになりやすい」仮説を唱えそうになったばかりなんですが、最初からそんな苦労をしないで済むならそれに越したことはないと思います。こういう教会が増えていくといいな。

ゲイとみなした8歳息子を虐待死させた母、罪を認める

3???Guilty 1?1?/ 4?

『ゲイだと思った』8歳児を虐待死 母親の交際相手を告発 米LA」、「米LA8歳児虐待死事件で陪審が被告に死刑評決」の続報。亡くなった男児の母親が、罪状を認めたそうです。

詳細は以下。

Mother of 8-year-old boy tortured and beaten to death pleads guilty to murder

被害男児ガブリエル・フェルナンデス(Gabriel Fernandez)君は2013年5月22日に意識不明の状態で発見されて病院に運ばれ、その2日後に亡くなりました。彼の体は頭蓋骨と肋骨が折れていて、前歯がなく、やけどとあざがあり、局部にBB弾が食い込んでいたとのこと。

その後、彼の母親のボーイフレンド、イサウロ・アギーレ(Isauro Aguirre, 37)が、ガブリエル君を「ゲイだと思った」という理由で虐待していたとして逮捕され、2017年12月に陪審から死刑の評決を言い渡されました。母親のパール・フェルナンデス(Pearl Fernandez, 34)も8か月にわたってガブリエル君を虐待していたとして逮捕され、アギーレとは別々に裁判にかけられています。今回罪状を認めたため、フェルナンデス被告は死刑を回避し、終身刑となるとみられているとのこと。

フェルナンデス被告の兄の証言によると、ガブリエル君は以下のような虐待を受けていたそうです。

  • 猫の糞や傷んだ食べ物を無理やり食べさせた
  • それで嘔吐すると、今度はその吐物も食べさせた
  • 縛って長時間箱に閉じ込めた
  • 催涙スプレーをかけた
  • 日常的に殴った
  • BBガンで顔や局部を撃った
  • ハンガーやベルトのバックルで殴った
  • 失神するまで首をつかんで壁に押し付けた

ガブリエル君が住んでいたアパートメントの壁からは、無数の血の染みや、アギーレがガブリエル君の頭を叩きつけてできた凹みが発見されているそうです。さらに、上記以外の虐待の証拠も。

やりきれないのは、ロサンゼルス郡のソーシャルワーカーや保安官代理が調査のために何度もフェルナンデス家を訪問していたのに、結局ガブリエル君の死を防げなかったということ。システムが全然機能してない。サンタクルーズ・ガゼットによれば検察は郡の4人のソーシャルワーカーが職務怠慢であったと主張し、書類偽装などの疑いで告発したそうですが、遅すぎると思います。あと、さんざんゲイを子供の敵呼ばわりして同性愛嫌悪を正当化しようとしてきた皆さん(アニタ・ブライアントや、世界中の同性婚反対派など)が、こういう事件が起こっても絶対に「ヘテロは子供の敵」とか「ホモフォビアは子供の敵」とか言い出さないのはあまりにもアンフェア。いろんな意味で気が滅入る事件だわ。

「ペンスと握手できないね」ガス・ケンワーシー、親指骨折で怪我の功名

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平昌五輪のフリースタイルスキー男子スロープスタイル米国代表でオープンリー・ゲイのガス・ケンワーシー(Gus Kenworthy)が、練習中に親指骨折。競技には支障ないと伝えるツイートで、アンチゲイなマイク・ペンス(Mike Pence)副大統領にチクリと皮肉を言っています。

詳細は以下。

Gus Kenworthy Takes Jab at Mike Pence with Broken Thumb Announcement - Towleroad

ツイートはこちら。

訳:「昨日の練習で親指骨折。こんなことで競技はやめない(当たり前)けど、これじゃきっとペンスと握手するのは無理だよね、ってことは……不幸の中にも喜びがあるってことだ! このおかげで、チームメイト(と、文字通りすべての人)に向かって、残りの旅を元気づける熱狂的な「サムズアップ!」をすることになりそう」。

ガス・ケンワーシーは2014年のソチ五輪で銀メダルを獲った後、2015年10月23日に、スポーツ雑誌『ESPN』のカバーストーリーで同性愛者としてカミングアウトしています。平昌五輪の代表選手に選ばれた時点で、男子フィギュアスケートのアダム・リッポン(Adam Rippon)に続いて米国で2番目のオープンリー・ゲイの冬季五輪選手となりました。

平昌五輪で米国の代表団団長に指名されたマイク・ペンス副大統領は、HIV予防のための資金を同性愛の矯正に回せと主張したり、同性婚は「社会の崩壊」につながると言ったりしてきた人。アダム・リッポンから「(団長として)受け入れられない」と拒絶された後、Twitterで「フェイクニュースに気をそらされるな」「きみを誇りに思う」などと話しかけ、偽善だとしてさらに多くの批判を浴びています。ガス・ケンワーシーはABCニュースの取材で、「彼(ペンス)がアダムやぼくを応援していると口で言うのは簡単だけど、彼は過去にはダイレクトに僕らに反対する発言をしている」と指摘。

さらに記者会見の席でも、ペンスと会うのは「集中への大きな妨げ」だから会う気はないと発言しています。

当たり前だよね。なお、ガスの出場する男子スロープスタイルは2月18日に予定されています。それまで集中を乱されることなく、遺憾なく実力を発揮してくれるといいと思います。

なぜパン屋が同性カップルにウエディングケーキを売らないのは悪いことなのか? ジミー・キンメルがコントで説明

Entertainment Weekly [US] March 13 2015 (単号)

現在米国では、パン屋が同性カップルにウエディングケーキを売らないことが違法かどうか、連邦最高裁で争われているところ。コメディアンのジミー・キンメルが、なぜこうした販売拒否が間違っているのかをコントで示しました。

詳細は以下。

This is why it's absurd for bakers to deny gay couples wedding cakes

動画はこちら。

このコントで描かれているのは、4人組の男女がレストランで食事を注文しようとしているところ。まず、キンメル扮するウエイターが、この中にゲイはいるかと質問します。ひとりの女性が自分はゲイだというと、ウエイターは当店自慢のサラダはあなたには出せません、今日のサラダ係のトニーは同性愛は罪だと信じているからと言い出します。これってまさに、同性愛者のカップルがパン屋(あるいはケーキ屋)でウエディングケーキを売ってもらえないのと同じ理屈ですよね。

話はここで終わりません。ユダヤ教徒の男性客は、担当者が反ユダヤ主義だという理由でラザーニャの注文を断られます。ゲイじゃない男性がさきほどの女性に代わってサラダを頼もうとしても、やっぱり断られます。理由は、レストランのオーナーが魔術崇拝者の女僧侶で、男性が女性のために注文するのは家父長制の悪事をはたらくことだと信じているから。もうひとりの女性がステーキを頼むのもダメ。理由は「シェフがヒンドゥー教徒だから」。

コントだけあってめちゃめちゃ誇張されてはいますが、もし店の持ち主の宗教的信念による販売拒否が合法だということになれば、本当に誰が何を買えなくなってもおかしくないんですよね。そこでゲイはゲイ用の店に、ユダヤ人はユダヤ人用の店に……といちいち分離していたら過去の人種隔離政策の時代と変わらないし、そもそも連邦最高裁は1954年に「分離すれど平等(separate but equal)」の原則は合衆国憲法修正第14条違反(つまり、平等じゃない)とする判断を下しています。パン屋の裁判でも、まともな判決が出るといいんだけど。

ル・ポールがドラマ『グレイス&フランキー』シーズン5(2019)に出演 Netflixが明らかに

Grace & Frankie: Season 1 [DVD] [Import]

Netflixがオリジナルドラマ『グレイス&フランキー』がシーズン5まで続くことと、シーズン5にはル・ポールが出演することを明らかにしたそうです。

詳細は以下。

‘Grace And Frankie’ Renewed For Season 5 On Netflix; RuPaul To Guest Star | Deadline

『グレイス&フランキー』は、お堅い実業家のグレイス(ジェーン・フォンダ)とヒッピーくずれの芸術家、フランキー(リリー・トムリン)の腐れ縁の友情を描くコメディ。互いの夫がゲイとしてカミングアウトしたためそれぞれ離婚したという設定で、他にもさまざまな同性愛者キャラが出てきます。2018年1月19日にシーズン4が一挙配信されたばかりのこの作品ですが、Netflixは早くもシーズン5の制作を発表し、しかも新シーズンにはル・ポールが登場すると明かしたのだそうです。

この件についての、ル・ポール、ジェーン・フォンダ、リリー・トムリンのTwitterでの会話をどうぞ。

以下拙訳:

ル・ポール「ねえ@LilyTomlin @JaneFonda、グレイス&フランキーのシーズン5はあるの?」

ジェーン・フォンダ「あるわよ。出たい?」

リリー・トムリン「一緒にやりましょうよ@RuPaul @Janefonda @GraceandFrankie」

あたかも3人の口調が聞こえてくるようです。ル・ポール、いったいどんな役で出てくるのかしら。シーズン4最終話の時点でかなり波乱含みだったストーリーがどう動いていくのかも楽しみだし、ますます見逃せません。