石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『Transparent』1×1 "Pilot"感想

Amazon Studioの製作による、LAが舞台の家族コメディ。脚本・監督は『シックス・フィート・アンダー』のジル・ソロウェイ。この第1話(パイロット版)は、Amazon.comで無料で見ることができます。英語字幕もついてて見やすいです。

『The Fosters』(邦題『フォスター家の事情』)1×17 "Kids in the Hall"感想

レズビアンカップルとその子供たちが主役のホームドラマ『The Fosters』の、シーズン1第17話(2月24日放映分)です。今回、ブランドンのバカさにますます磨きがかかっております。

レズビアンカップルの子は異性愛者カップルの子より自尊心が高い(オランダ研究)

アムステル大学のヘニー・ボス(Henny Bos)博士による研究で、レズビアンカップルの子は異性愛者カップルの子よりも自尊心(self-esteem)が高く、問題行動が少ないという結果が得られたそうです。

ATMならぬ「ゲイTM」。豪銀行のファビュラスなキャンペーン

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)が、街角のATMをゲイゲイしくデコレーションして「ゲイTM」にしてしまいました。同行はオーストラリアのLGBTの祭典「シドニー・ゲイ・アンド・レズビアン・マルディグラ」のパートナーであり、この「ゲイTM」はマ…

部活コーチに同性愛者と暴露された米レズビアン、学校区を訴え7万7千5百ドルを勝ち取る

米国テキサス州の学校区が、元生徒のスカイ・ワイアット(Skye Wyatt)さんから「部活のコーチに性的指向をアウティングされた」として訴えられ、この元生徒に7万7千5百ドル(約790万円)を払うことに同意して和解に達したそうです。

92歳の米トランスジェンダー未亡人、社会保障局と戦い遺族給付金を勝ち取る

米国の92歳のトランスジェンダー女性ロビナ・アスティ(Robina Asti)さんが、彼女が亡き夫の配偶者であったことを認めようとしない社会保障局と戦い、ついに遺族給付金を手にしたそうです。

『マラケシュ心中』(中山可穂、講談社)感想

女流歌人とその恩師の妻との、複雑に絡み合う運命を追う恋愛小説。「心中」というテーマを抱えた、残酷で官能的なお話です。華やかな設定の下に重厚な物語が隠れているという、いつもの作風も健在。隙無く組み立てられた結末には、ただため息が出るばかり。

ジェイソン・コリンズがネッツと契約、NBA初のオープンリー・ゲイ選手に

2014年2月23日、NBAのブルックリン・ネッツが、2013年にゲイとしてカミングアウトしたジェイソン・コリンズ選手と10日間契約を結んだことをアナウンスしました。NBA初の、オープンリー・ゲイ選手の誕生です。

「コールのような人の存在を知ってほしい」『The Fosters』(邦題『フォスター家の事情』)のトランス俳優トム・フェラン語る

このブログの「ドラマ」カテゴリでずっと感想を書いてる米ABCファミリーのドラマ『The Fosters』には、コールという名の10代トランス男子の登場人物がいます。全然知らなかったんですが、そのコールを演じている役者さん自身がトランス男性だったんですね。

10年間で20人、そしてまだまだ! 里子・養子を育て続けるNYのレズビアンカップル

ニューヨーク・タイムズが、10年間で里子・養子・実子を合わせて20人も育てたサウスブブロンクスのレズビアンカップルについて書いています。

イレイン・ブスト、ソチ五輪女子団体パシュートで金

オランダのスケート選手でオープンリー・バイセクシュアルのイレイン・ブスト(Ireen Wüst, イレーン・ビュスト/イレーネ・ウーストとも)選手が、2014年2月22日(現地時間)、ソチ五輪スピードスケート・女子団体パシュートで金メダルを獲得しました。

カイリーからコカコーラCMパロディまで。ロシアのLGBT迫害への抗議動画あれこれ

Advocate.comが、ソチ五輪に際して発表された、ロシアのLGBT迫害を皮肉る傑作動画を特集しています。カイリー・ミノーグからコカコーラのCMパロディまで、毒と笑いがきいてておもしろいよ!

ホモフォビックな人はそうでない人より早死にすることが判明(米研究)

米国コロンビア大学の研究で、ホモフォビックな人はそうでない人より早死にするという結果が得られたそうです。この研究の論文は、「アメリカン・ジャーナル・オブ・パブリック・ヘルス」2014年2月号に掲載予定とのこと。

『白い薔薇の淵まで』(中山可穂、集英社)感想

エキセントリックな女性小説家と平凡なOLのずぶずぶな修羅場を、一風変わった切り口で描いた傑作。女同士の関係のリアルな生々しさと、猫というモチーフあるいはメタファーを巧みに生かした構成がすばらしく、圧倒されました。おもしろかった!

「バレンタインのカード交換は同性愛の宣伝」ロシアの保護者が学校を告発

2014年のバレンタインデーに子供同士でカードを交換させたロシアの学校が、同じジェンダーの子にカードをあげてもいいと指導したため、「同性愛を宣伝した」として告発されたそうです。

ミシェル・ロドリゲスがカーラ・デルヴィーニュとの交際を公表

女優でバイセクシュアルのミシェル・ロドリゲスが、スーパーモデルのカーラ・デルヴィーニュと交際していることを明らかにしたそうです。

「本当のセックスをしたことはあるの?」LGBTをチクチク侮辱するマイクロアグレッションいろいろ

ニューヨーク市立大学ジョン・ジェイ・カレッジのケヴィン・ナダル(Kevin Nadal)准教授が、LGBTの人たちが日常的に何気なく投げかけられている偏見的・侮辱的なことばをプラカードに書いてもらい、それを写真に撮ることで視覚化しました。

イレイン・ブスト、ソチ五輪女子スピードスケート5000mで銀

オランダのスケート選手でオープンリー・バイセクシュアルのイレイン・ブスト(Ireen Wüst, イレーン・ビュスト/イレーネ・ウーストとも)選手が、2014年2月19日(現地時間)、ソチ五輪女子スピードスケート5000mで銀メダルを獲得しました。

『The Fosters』(邦題『フォスター家の事情』)1×16 "Us Against the World"感想

レズビアンカップルとその子供たちが主役のホームドラマ『The Fosters』の、シーズン1エピソード16(2/17放映分)です。今回はわりと(あくまでも、わりと)波乱が少ないと思って見ていたら、オチで2度びっくりさせられました。

「彼女はわたしのもの」結婚の平等を訴える動画「SHE4ME」がすばらしい

2014年2月14日にリリースされた、結婚の平等を訴える動画「SHE4ME」がすばらしいです。まるで一篇のレズビアン映画を見るよう。

『ジゴロ』(中山可穂、集英社)感想

ストリートミュージシャンにして女たらしのレズビアン、カイをめぐる連作短編集。ヘテロやトランスジェンダーのキャラも登場します。キャラそれぞれの淋しさを描き出す一方で、闇の中にあるほのかな光も忘れない、いやむしろその光こそを核とする1冊です。

『サグラダ・ファミリア[聖家族]』(中山可穂、新潮社)感想

レズビアンの孤独なピアニスト響子が、最愛の元恋人の死を経てつかみとったものを描く物語。「ものすごくベタなタイトルと、それに見合ったものすごくベタなオチ」という取り合わせなのに震えるほど感動せずにはいられないという、魔法のような作品です。

イレイン・ブスト、ソチ五輪女子スピードスケート1500mで銀

オランダのスケート選手でオープンリー・バイセクシュアルのイレイン・ブスト(Ireen Wüst, イレーン・ビュスト/イレーネ・ウーストとも)選手が、2014年2月16日(現地時間)、ソチ五輪女子スピードスケート1500mで銀メダルを獲得しました。

ベル・ブロッコフ、ソチ五輪女子スノーボードクロスで8位入賞

レズビアンであることをカミングアウトしているオーストラリアのスノーボード選手ベル・ブロッコフ(Belle Brockhoff)が、2014年2月16日、ソチ五輪女子スノーボードクロスで8位入賞しました。

エレン・ペイジが同性愛者としてカミングアウト(追記:スピーチ動画を追加しました)

アカデミー賞ノミネート女優のエレン・ペイジが、2014年2月14日、米人権団体ヒューマン・ライツ・キャンペーン(Human Rights Campaign、略称はHRC)のカンファレンスでレズビアンとしてカミングアウトしました。

Facebookがプロフィールのジェンダー設定を改善、選択肢を多様に

2014年2月13年、Facebookが、プロフィールの設定で「男・女」の2択以外に「custom gender(カスタムジェンダー)」から多様な表現を選べる機能を追加しました。

『オハナホロホロ(3~6)』(鳥野しの、祥伝社)感想

おそらく両方バイセクシュアルであるらしい、子連れ女性「みちる」とその元カノ「摩耶」とのラブストーリー。6巻で完結。よかった、ハッピーエンドだー!! 2巻の時点で双方に男性の影が差していたので、ハラハラしてたんですよ実は。

イレイン・ブスト、ソチ五輪女子スピードスケート1000mで銀

オランダのスケート選手でオープンリー・バイセクシュアルのイレイン・ブスト(Ireen Wüst, イレーン・ビュスト/イレーネ・ウーストとも)選手が、2014年2月13日、ソチ五輪女子スピードスケート1000mで銀メダルを獲得しました。

『The Fosters: Girls United - Webisode』(邦題『フォスター家の事情』ミニエピソード) 全5話感想

米ABCファミリーで放映中のドラマ『The Fosters』の、Webで公開されたミニエピソード(全5話)です。ひとりの少女の失踪をめぐって謎解きが展開されるのですが、面白すぎて一気に全部見てしまいました。

『グッド・ワイフ』のモニカ・レイマンド、両性愛者としてカミングアウト

米ドラマ『グッド・ワイフ』や『シカゴ・ファイアー』で人気の女優モニカ・レイマンド(Monica Raymund)が、2014年2月10日、Twitterで両性愛者としてカミングアウトしました。