トランスジェンダー
米国マサチューセッツ州ボストンで開催予定の「ストレート・プライド」(異性愛者のプライド)が論議を呼ぶ中、カリフォルニア州でも別個のグループが「ストレート・プライド」の開催許可を求めているそうです。
Netflixが米ボストンのストレート・プライドの「スポンサー候補リスト」に勝手に入れられ、直ちに取り下げなければ法的に訴えると通告しました。ストレート・プライドの主催者らは、「Netflixはヘテロフォビック」と主張しているとのこと。
ヴァージン・アトランティックが、ロンドンからニューヨーク・シティー・プライドに向かうスペシャル航空便「プライド・フライド」を企画。まったくの偶然でこの便に乗ることになってしまった夫妻と子どもたちが、ファビュラスな空の旅を満喫したそうです。
米国のプロ野球界にはLGBTQプライドを祝う「プライド・ナイト」というイベントがあります。マイナー・リーグのロチェスター・レッドウイングスは2019年7月2日、球団初のプライド・ナイトを開催。ヘイターからの揶揄に、Twitterで見事な切り返しを見せました。
Amazonなどのオンライン書店が、アクティヴィストからの要請で、「コンバージョン・セラピーの父」と呼ばれるジョセフ・ニコローシ(Joseph Nicolosi)博士の本の販売を中止しました。でも、他の著者による同様の本はまだ売られてます。
英国のスーパーマーケットで、ガーデニング用のレインボーカラーのこびとの置物を見た客が怒って叫び出し、駆け付けた警察によって退店を命じられました。
LGBTQ団体GLAADが2019年6月24日に発表したレポート"Accelerating Acceptance 2019"で、米国の18歳から34歳までの世代で、LGBTQの人々を不快に感じる人の割合が3年連続で増え続けていることが報告されています。
米国のトランプ政権が、LGBTプライド月間に米国大使館がプライド・フラッグを掲揚することを禁止しました。それに対し、あの手この手でいろんな人が抵抗をみせています。
米テキサス州の保守的な町で家にプライド・フラッグを掲げていたカップルが、玄関前に素敵な置手紙を発見したそうです。
米国ノースカロライナ州ランバー・ブリッジ近辺の屋外で2019年6月5日、黒人トランス女性シャネル・スカーロック(Chanel Scurlock, 25)さんが死亡しているのが発見されました。遺体には銃撃による致命傷があったとのこと。
米国オクラホマ州の田舎町に住む異性愛者男性が、ちょっと変わったやりかたでプライド月間への支持を表明しました。
2019年5月29日、スペインのアラゴン州サラゴサのバーに入ろうとしたトランス男性とトランス女性のカップルが暴力をふるわれ、トランス男性が骨折などのけがを負いました。
ストーンウォールの反乱50周年を迎えたこの日、オニール(James O'Neill)署長は、ニューヨーク市警本部で以下のように謝罪を発表しました。
なんかうちのストレート・プライド・パレード関連の過去記事へのアクセスが増えてると思ったら、今年(2019年)またボストンでそういうパレードが企画されてるのね? それに対する目立った反応をふたつ、ざっくりまとめてみました。
2019年6月4日、LGBTプライド50周年を祝し、Googleがこの半世紀のLGBT権利獲得活動をふりかえる虹色のドゥードゥル(検索ロゴ)を発表しました。ただし、一部の国だけで。
2019年5月23日、チリ共和国アタカマ州の州都コピアポで、トランスジェンダーの男子高校生ホセ・マティアスさんが自死しました。16歳でした。彼の母親と友人は、彼が学校の教職員や女子生徒からのいじめに遭っていたと話しています。
スペイン・バレンシア州カステリョン県の30歳のトランス男性が、試用期間後本採用が決まっていたガソリンスタンドで、自分がトランスセクシュアルだと知られたために解雇されたと話しています。
2019年5月27日、スペイン・バスク州ビスカヤ県のゴルリスにある学校で、性の多様性や国際女性デーへの関心を高めるためのペイントがほどこされている壁に、鉤十字と極右政党ボックス(Vox)の名前が落書きされているのが発見されました。
米歌手テイラー・スウィフト(Taylor Swift)が、2019年のプライド月間初日(6月1日)、LGBTQの人々を守る「平等法(Equality Act)」の成立を求める署名への参加をInstagramで呼びかけました。
2019年5月27日、メキシコの首都メキシコシティの街路に何者かがホモフォビックな横断幕を設置しました。横断幕は27日は「国際反ヘテロフォビアの日」だとして「倒錯」への憎悪を扇動する内容のもので、その日のうちに撤去されました。
ファッション雑誌「ELLE」2019年6月号の、メキシコ版とUS版の表紙を、それぞれトランスジェンダーの人物が飾りました。同じ号のふたつのエディションの表紙にトランスの人が載るのは、同誌史上初だそうです。
メキシコのベラクルス州ミサントラの球技場で、2019年5月26日、トランス女性のブリタニー・サンチェス・サラテ(Britany Sanchez Zárate)さんが射殺されました。
安全かみそりメーカーのGillette(ジレット)が、ハートウォーミングなCMを発表しました。内容は「お父さんがトランスジェンダー男性の息子に髭の剃り方を教える」というもので、実在のトランス男性が出演しています。
米国イリノイ州で、トランスジェンダー女性の受刑者が刑務所内で性的暴行を受けたとして訴訟を起こしました。同州でトランスの受刑者が虐待を訴えたのは、この1年間だけでもこれで3回目です。
スペインでつくられた、LGBT嫌悪によるサイバーいじめの根絶を呼びかけるアニメーション動画がたいへんおもしろかったのでご紹介。台詞はひとこともなく、起承転結の「転」部分のどんでん返しがすごいの。
米国バルティモア州でLGBTQテーマのグッズショップ「Same Gender Love」が店頭に掲げていたレインボーフラッグが、何者かによって火をつけられました。店主は屈せず、店の名前を「Love Is Love」に変えて営業を続けるそうです。
国際反ホモフォビアの日とプライド・マーチを祝うため、メキシコ西部シナロア州の都市マサトラン(Mazatlán)で、浜辺にある横断歩道がレインボーカラーにペイントされました。
キューバ当局が、2008年から首都ハバナで開催されてきた性的少数者のデモ行進「ホモフォビアとトランスフォビアに反対するコンガ」を禁止。2019年5月11日、許可なしのマーチを敢行した参加者が警察に拘禁されました。
アルゼンチンで2019年5月1日、24歳のトランス男性が強盗に襲われ、性的暴行を受けるという事件が起こりました。警察は彼の強姦されたという訴えを信じず、強盗と傷害の被害だけを記録。これに抗議するデモが5月6日に開催されました。
米国インディアナ州のハイスクールが、卒業式でトランスジェンダーの男子生徒のことを女性名で呼ぶと主張。息子を助けようとこの生徒の父親が署名運動を始め、その3日後、学校は男性名の使用に同意しました。